皆さんどうも、転職活動がなかなかうまくいかない柊です。
私柊は、ビルメンになる前にゴミ処理場の運転や維持管理業務をしており、建物の管理に関する業務で言えば2年以上携わっております。
設備管理の仕事は、とにかく覚えることが多いです。未経験者の方であれば、いっぺんに全部覚えるなんて困難ですし、何から覚えればいいか分からないという方も多いでしょう。
今日は建物の管理に関する業務に2年以上携わってきたこの柊が、ビルメン未経験者が最初に優先して覚えるべきことを解説します。
未経験の初心者ビルメンが最初に覚えるべきこと
結論から申しますと、どこに何があるかと工具の名称及び保管場所の二つです。なぜこの二つなのかを、次項で解説してきます。
どこに何があるか、場所を覚える
そもそも場所を覚えていなければ何もできません。異常が起きた際に現場に向かえませんし、点検もままならないでしょう。
とはいえ規模の大きな現場ですと、全体像を把握するのに2~3ヶ月かかるといった話も聞きます。そこまで大きくない現場であれば、1か月前後で場所は覚えられると思います。
実際、私は初の現場であるホテルの全体像は1か月前後で覚えました。そこまで大きな現場ではなかったので、物覚えが悪い私でも1か月程度で現場の構造は覚えることができました。
現場の構造、どこに何があるかを覚えるのは基礎中の基礎です。ビルメンとしてキャリアを積み上げて生きたのであれば、決して疎かにしないでください。
工具の名称及び保管場所
これに関しては、工具を取ってきて欲しいと頼まれることがよくあるからです。入社したてで慣れないうちは、先輩について仕事をすることになります。
その期間中でも、何か異常やトラブルが起きて対応することがあるかもしれません。その場合、先輩ビルメンから「あの道具を取ってきてほしい」と頼まれることがあります。
私の場合は、中央監視室で待機中に「○○取ってきて」と連絡が入り、現場まで道具を持っていったことが何度かあります。そういった際に、工具の名称と保管場所が分かっていれば、少しでも先輩の役に立つことができます。
初心者ビルメンは、最初はなにもできません。だからこそ、少しでもできることを増やしていく必要があるわけです。いつまでも何もできない初心者を現場に置く必要は皆無ですからね。
最後に
とはいえ、設備管理の仕事は覚えることがホントに多く、現場の構造や工具の名称と保管場所を覚えた後も、覚えるべきことはたくさんあります。日常点検はもちろんのこと、トラブル対処もいずれは一人でできるようにならなければいけません。
そうなるためにも、前項までに述べたどこに何があるかと工具の名称及び保管場所は、できるだけ早く覚える必要があります。
この記事を読んだ読者の方で、ビルメン初心者の方であれば、まず何をするべきか理解されたと思うので、ビルメン業務に挑みやすくなったのではないでしょうか。
現役ビルメンの方であれば、今後未経験者の方が入社されることもあると思うので、初心者の方に指導する際に少しでも当記事の内容を参考にしていただければ幸いです。